AKB48向井地美音が卒業へ!3代目総監督としての歩みと今後を整理

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AKB48の3代目総監督を務めた向井地美音さんが、AKB48からの卒業を発表しました。

12月12日、AKB48劇場「ここからだ」公演で「来年春をもってグループを卒業します」と報告し、「AKB48は私の青春のすべてでした」「私にできることはすべてやりきった」とコメント。

この記事では、15期生としての加入からセンター、そして3代目総監督として約5年間グループを支えた歩みを振り返りながら、“ポスト総監督時代”のAKB48に向けて、向井地さんが残したものを整理していきます。

AKB48劇場で卒業発表「青春のすべてでした」「やりきった」

向井地美音さんの卒業は、12月12日のAKB48劇場「ここからだ」公演でサプライズ発表されました。

向井地さんは、

  • 「12歳でAKB48に出会い、15歳で加入してから12年半。AKB48は私の青春のすべてでした」
  • 「ついに自分の番が来たんだなと、それだけ大人になったんだなと、なんだかとても感慨深く不思議な気持ちです」
  • 「本当に素晴らしい景色を見させていただきました。私にできることはすべてやりきったと思っています」

と、これまでの活動を振り返りながら来春の卒業を報告。具体的な卒業コンサートや卒業公演の日程は、今後あらためて発表される予定です。

子役からAKB15期生へ〜センターも務めた“本店エース”の軌跡

向井地美音さんといえば、子役出身で『アンフェア』シリーズなどに出演していた経歴の持ち主。
その後2013年1月、AKB48第15期生オーディションに合格し、AKB48に加入します。

加入後は、

  • チーム4 → チームK → チームAとチームを渡り歩き、最終的にはチームAキャプテンも経験
  • 2016年の44thシングル「翼はいらない」で初センターに抜擢
  • 総選挙やシングル選抜でも“本店エース”の一人として常に名前が挙がる存在に

と、王道選抜メンバーの一人としてAKB48の“顔”を務めてきました。

センター経験がありながら、バラエティではどこか自虐も交えたトーク、YouTube「ゆうなぁもぎおんチャンネル」では同世代メンバーと飾らない一面を見せるなど、“完璧すぎない”バランス感が、女性ファンからの支持を集めてきた印象です。

3代目総監督としての5年間〜コロナ禍と“新世代AKB”の橋渡し

向井地さんが3代目AKB48グループ総監督に就任したのは2019年4月1日。横山由依さんの後を継ぐ形で、48グループ全体をまとめるポジションにつきました。

その任期は約5年間に及び、2024年3月をもって総監督を退任。4代目総監督には倉野尾成美さんを指名し、「なるちゃんにならこれからのAKB48を任せられる」とメッセージを寄せています。

向井地総監督の時代は、まさに“試練と再スタート”の連続でした。

  • コロナ禍による劇場公演・握手会の中止/制限
  • チーム制の終了や、AKB48単独での再スタート
  • 17期〜20期、そして21期オーディションへと続く、若手メンバーの大量加入

公式コメントでも「コロナ禍をはじめ、いくつもの壁が立ちはだかる中で何度も不安な思いをさせてしまったと思います。それでもどんな時も信じて支えてくれたメンバーやスタッフさん、ファンのみなさんがいたからここまで走り切ることができました」と振り返っており、
“守られた黄金期”ではなく、“変化の中でグループをつなぐ役割”を担った総監督だったと言えそうです。

新世代メンバーが次々と加入し、21期オーディションも進む中での卒業発表は、まさに「バトンを渡すタイミング」を自分で選んだ決断にも感じられます。

卒業後の“今後”は?アイドル12年半で積み上げたもの

現時点で、向井地さんが卒業後にどんな活動をしていくのか、具体的な進路はまだ明言されていませんが、子役時代から女優業の経験があり、バラエティやMCにも強いことを考えると、タレント・女優・MCなどマルチに活躍する可能性もありそうです。

ただ、

  • AKB48在籍12年半というキャリア
  • センター経験者としての表現力
  • 総監督として、グループ全体を俯瞰してきた視点

この3つを兼ね備えている人は、48グループの中でもかなり希少な存在。

卒業後は、

  • AKB48の歴史や魅力を“語れる人”
  • 新世代アイドルへの言葉を届けられる先輩
  • 同世代女性の悩みに寄り添えるライフスタイルアイコン

として、これまでとはまた違う形で私たちの前に現れてくれそうな予感がします。

まとめ

AKB48・15期生として加入し、センター、チームキャプテン、そして3代目総監督まで務め上げた向井地美音さん。

コロナ禍や新体制への移行という大きな変化の中で、「AKB48は私の青春のすべて」「私にできることはすべてやりきった」と言い切って卒業を決めた姿からは、アイドルとしての覚悟と、次の世代へのバトンを渡す決意が伝わってきます。

来春の卒業までは、総監督経験者として・1人のアイドルとして、AKB48のステージに立つ姿を目に焼きつけたいところ。

卒業後も、AKB48での経験を糧に、新しいフィールドでどんな活躍を見せてくれるのかを、温かく見守っていきたいですね。

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