TBS火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で“勝男の破壊力”にやられた方、多いのではないでしょうか。
配信やネット指標でも高評価を集め、「竹内涼真、やっぱり好き…」「他の出演作も見返したくなった」という声が続出しています。
そこで今回は、「じゃあつく」から竹内涼真さんを好きになった(または沼を再確認した)20〜30代女性向けに、“沼落ち確定”な出演作をテーマ別にピックアップしてご紹介します。
まずはざっくり…竹内涼真ってどんな俳優?沼ポイント整理
竹内涼真さんは、1993年4月26日生まれ、東京都出身。
2014年『仮面ライダードライブ』の主演でブレイクし、その後もドラマ『過保護のカホコ』『陸王』『テセウスの船』『六本木クラス』、映画『青空エール』『センセイ君主』『アキラとあきら』など、話題作に次々と出演してきた人気俳優です。
私が思う“竹内涼真沼”のポイントは、ざっくりこのあたりです。
- 見た目は爽やか王子様なのに、役柄は案外ポンコツ&泥臭い
- スポーツ系役もスーツ系役も、体のラインから「役にフィットしてる」感じが出る
- コメディでテンション高くはしゃぐ演技も、シリアスでボロボロ泣く演技もどちらも強い
この“ギャップの振れ幅”が大きいからこそ、作品ごとに違う沼にハマれてしまうんですよね。
ラブコメ沼『過保護のカホコ』&『センセイ君主』
まずは、“彼氏にいたら嬉しいけど、リアルだとちょっとしんどい(でも好き)系男子”が炸裂するラブコメ作品から。
『過保護のカホコ』(2017年・ドラマ)
高畑充希さん主演の人気ドラマで、竹内さんが演じたのは絵本作家志望の大学生・麦野初。超箱入り娘のカホコにとって、人生で初めて本気でぶつかり合う相手です。
- 口は悪いけど、本当は誰よりも優しい
- カホコの“自立”をちゃんと見守ってくれる
- 終盤のプロポーズシーンが、破壊力フルスイング
「彼氏にするならこういう人がいいんだよなあ…」と思わされる、王道“ツンデレ好青年”枠。『じゃあつく』の勝男よりも、だいぶ女の子の扱いが上手なので(笑)、心の安定を取り戻したいときにもおすすめです。
『センセイ君主』(2018年・映画)
弘光由貴先生の人気少女漫画を実写化した学園ラブコメ映画。竹内さんは、永野芽郁さん演じるヒロイン・佐丸あゆはに片思いされる“ツンデレ教師”・弘光由貴を演じています。
- 超クールで塩対応
- なのに、ふとした瞬間に見せる笑顔が反則級
- スーツ・白衣・メガネというフルコンボ
「教師×ツンデレ×竹内涼真」の破壊力は相当で、U-NEXTの特集でも“沼落ち必至の一本”としてピックアップされています。
シリアス沼『テセウスの船』&『六本木クラス』
続いて、“感情ぐちゃぐちゃにされるけど名演すぎて沼”なシリアス系作品を2本。
『テセウスの船』(2020年・ドラマ)
東元俊哉さんの同名漫画を原作にしたサスペンスドラマで、竹内さんは連続毒殺事件の犯人として逮捕された父の無実を信じ、過去にタイムスリップする主人公・田村心を演じています。
- 絶望と希望のあいだを行き来する表情芝居
- 父(鈴木亮平さん)との親子シーンのエモさ
- 真相に近づくにつれて壊れそうになる心の脆さ
「ここまで泥だらけでボロボロになって戦う主人公、久しぶりに見た…」と思うくらい、体当たりの演技。勝男とはまったく別ベクトルの“守ってあげたくなる竹内涼真”に出会えます。
『六本木クラス』(2022年・ドラマ)
韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイク。
竹内さんは、父を奪われた過去を持ちながら、六本木の街で飲食店「二代目みやべ」を立ち上げる主人公・宮部新を演じました。
- 不器用で真っ直ぐなリーダー像
- スーツ姿での会議シーンと、厨房でのカジュアルな姿のギャップ
- 髪型・ファッション含めて“令和版・熱血主人公”を更新した感じ
勝男のような「やらかし男子」ではなく(笑)、自分の信念を曲げずに戦い続ける男の背中に惚れます。仲間を守るシーンが多いので、“包容力沼”にハマりたいときにぜひ。
サバイバル沼『君と世界が終わる日に』&最新『じゃあ、あんたが作ってみろよ』
最後は、“極限状態でも彼女を守り抜く男”と、“令和の問題児・勝男”という、振り幅MAXな2作品を。
『君と世界が終わる日に』(2021〜・ドラマ&Hulu)
通称「きみセカ」。ゴーレム(ゾンビ)に支配された世界で、恋人を探し続けるサバイバルラブストーリーです。
竹内さんは、自動車修理工の間宮響として、Season4+SPドラマまで長期にわたって主演を務めました。
- どんなにボロボロになっても立ち上がるフィジカルの強さ
- 緊張感MAXの中でふと見せる、優しい表情
- シーズンを追うごとに増えていく傷と覚悟
「守られたい」より「一緒に戦いたい」と思わせてくれるタイプのヒーロー像で、アクション好きさんにもおすすめです。
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(2025年・ドラマ)
そして最新作、『じゃあつく』。勝男ロスでこの記事を読んでいる方も多いですよね。
大手食品会社で働く海老原勝男は、
- 仕事はできるハイスペ営業マン
- でも恋愛観は「料理は女が作るもの」と昭和的
- 彼女・鮎美(夏帆さん)を知らず知らず追い詰めてしまう“地雷彼氏”
という、初登場時はかなり“やばい男”。
ただ、別れをきっかけに家事と向き合い、自分の弱さを認め、人として成長していく姿が描かれることで、
「最低なんだけど、放っておけない」
「ちゃんと変わろうとする姿が愛おしい」
という、複雑な“勝男沼”が出来上がりました。
Tシャツ1枚でキッチンに立つ“肌着勝男”ビジュアルも含めて、竹内涼真さんの「新しい代表作」と言っていい一作だと感じています。
まとめ
竹内涼真さんの出演作を振り返ってみると…
- ラブコメでの“理想彼氏&ちょいポンコツ彼氏”
- シリアスでの“ボロボロになっても立ち上がる主人公”
- サバイバルやお仕事ドラマでの“信念の人”
- そして、『じゃあつく』での“やばいけど変わろうとする勝男”
と、どの作品も違う沼ポイントを持っていることが分かります。
「じゃあつく」から好きになった方も、昔からのファンの方も、今回挙げた作品を順番に見ていくと、竹内涼真さんの“変化と成長”ごと味わえるのでおすすめです。


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